カイロプラクティックとは?
みなさんは『カイロプラクティック』という言葉のただしい意味をご存知でしょうか?その語源を紐解くと古代ギリシアの時代にまでさかのぼります。当時の人々は、骨格のゆがみを正してゆけば病気が治ってゆくことを経験的に知っていました。
『カイロ』とは『手』のことを、『プラクティコス』とは『技術』を意味するギリシアの言葉なのです。
薬などは一切使わず、手を用いて病を治してゆく方法・・・このことを『カイロ・プラクティコス』と呼んだのです。
現代の日本では、指圧やマッサージ、整体と混同されることが多いカイロプラクティックですが、根本的にそれらとは異なります。
カイロプラクティックでは病気を引き起こす原因になっている神経の障害箇所(頭蓋骨・背骨・骨盤など)の構造的なゆがみやズレを調整します。
こうイメージしてください。背骨のゆがみやズレによって、背骨の中を通っている神経が圧迫され脳と神経の伝達が妨害されている状態は、ちょうど水道につないだホースの一部分が押しつぶされた状態と同じです。つぶれたホースでは水の流れが悪いのと同じように、圧迫を受けた神経は正常な神経の伝達をおこなえなくなる・・・、これはヒトの持つ自然治癒力の低下につながることを意味しているのです。

手を用いて、自然治癒力を高め病気を根本的に治してゆく自然方法であり予備治療法。それが『カイロプラクティック』です。
-カイロプラクティックをとりまく環境-
1895年、D.Dパーマーによって誕生したカイロプラクティックは、わずか100年足らずで世界第2位の医療にまで発展しました。そして、今現在も進化をしつづけている技術です。腰痛や肩こり、首、肘、手首、股関節、膝、足首など、その取り扱う範囲や症状は多岐にわたります。解剖学や整形外科テストなどの現代医学の基礎知識をふまえ、洗練・訓練された手技をもって人々の健康と幸せに貢献するカイロプラクティックは、医療としてWHO(世界保険機構)に認可され、世界中で約5万人のカイロプラクターが活躍し現在では世界60数カ国に普及し、多くの国々で国家公認資格になるほどの発展をみせています。
法律によってカイロプラクティックが認められている国はアメリカの他に、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェー、スイス、南アフリカ、ユーゴスラビア、スウェーデン等15カ国あり、その他にも英米法(common
low)によってカイロプラクティックが認められている国はイギリス、デンマーク、オランダ等があります。
現在アメリカのカイロプラクティック大学の教育システムは、入学前に大学あるいは短大で最低2年の一般教養を修了していなければなりません。さらにこの期間中、解剖生理学、無機化学、有機化学、物理学、心理学、英語、社会学等の必須科目を指定単位以上修得しなければなりません。入学後の授業科目は、ほとんど医学部と変わらないものです。違っている点と言えば、外科学や薬理学の代わりにカイロプラクティック診断学、およびテクニックがあることです。
日本のカイロプラクティックの現況は、残念ながら法律によって認められていません。また、医療関係者からの信頼がまだまだ十分に得られていないのが現実です。しかし現在法制化に向けて、自主ガイドラインの作成や学位取得プログラムなど着実に動き始めています。またカイロプラクティックの学術的発展と科学的・医学的な裏付けを確立する事で、日本での医療としての地位が認められるように医療関係者だけでなく広く国民全体の信頼を十分得られるように努力を続けています。
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